平成29年度 八戸赤十字 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 377 116 301 482 548 926 1646 1972 1313 228
◆解説◆
当院は17診療科が入院診療をしています。
この指標は小児科で入院されるお子様から90歳を超えられる患者様まで、年齢層の違いによる入院治療をお受けになった患者数を示しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹膜膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 73 9.2 10.61 0 72.3
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)その他の手術あり 手術・処置等2なし 68 10.1 11.44 1.5 73.2
060060xx97100x 胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 41 13.7 15.55 7.3 74.8
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 18.4 14.08 6.7 72.8
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 9.4 8.98 3.3 69.1
◆解説◆
胆管結石、胆管炎の症例が最も多くなっています。その他に悪性腫瘍に対する手術や胃、十二指腸や大腸ポリープに対する内視鏡的治療も行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 95 16.9 17.71 25.3 80.9
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 85 3.3 3.03 0 66.8
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 70 3.6 4.62 0 67.1
050130xx9910xx 心不全 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 32 14.0 15.87 9.4 70.8
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 30 13.5 12.72 10.0 65.0
◆解説◆
狭心症や心筋梗塞に対するカテーテルを使った治療や経皮的冠動脈ステント留置術が特徴です。
また、心不全の患者さんの平均年齢は80.9歳と高齢であり、約2割ほどは転院しての治療やリハビリを行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 100 6.92 11.99 0 68.5
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 77 3.8 3.59 1.3 67.3
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり 42 7.6 18.99 0 67.2
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 41 14.9 14.60 17.1 74.0
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 39 15.2 19.65 17.9 71.3
◆解説◆
肺癌の精査目的で気管支鏡観察下で行う肺生検や、肺癌に対する化学療法が特徴です。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 40 7.8 7.4 0 57.9
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 32 14.2 15.61 0 70.2
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等手術・処置等2なし 28 12.9 11.45 0 64.8
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病なし 21 6.7 7.01 0 35.4
060020xx01x0xx 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 16 22.4 20.09 0 70.4
◆解説◆
胆嚢水腫、胆嚢炎等に対する腹腔鏡手術、結腸や乳房、胃の悪性腫瘍に対する手術の症例が多くなっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血種(非外傷性硬膜下血種以外)(JCS10未満)手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 64 17.7 19.10 60.9 70.2
010060xx2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日以内、かつ、JCS10未満)手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 57 16.8 16.38 45.6 68.1
160100xx97x00xx 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 56 14.4 9.68 21.4 73.9
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし 37 9.7 6.28 5.4 70.0
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 34 6.9 7.34 8.8 66.3
◆解説◆
非外傷性頭蓋内血種、脳梗塞の症例が多く、急性期地領を終えた後、約半数は近隣の後方支援の医療機関等へ転院していただいています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 117 21.4 27.09 88.0 82.4
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 59 9.3 6.65 1.7 69.8
070350xx99xxxx 椎間板変性 ヘルニア 手術なし 52 5.4 8.83 0 51.1
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)人工関節再置換術等 41 18.3 25.09 73.2 74.0
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 39 3.2 5.21 0 51.2
◆解説◆
股関節大腿近位骨折に対する人工骨頭挿入術を行う症例が最も多くなっています。また、椎間板ヘルニア等の症例も多くなっています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)その他の手術あり 5 4.6 4.86 0 27.0
140210xx02xxxx 先天性耳瘻孔 副耳 副耳(介)切除術 5 3.0 3.07 0 1.0
080180xx970xxx 母斑、母斑症 手術あり 手術・処置等1なし 4 3.0 4.04 0 6.3
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 2 15.5 8.50 0 83.0
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 2 4.5 5.60 0 44.5
◆解説◆
皮膚の良性腫瘍に対する皮膚腫瘍摘出術の症例や先天性耳瘻孔などの症例に対する治療が特徴です。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 72 6.8 7.64 0 73.3
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 18 3.9 8.50 0 65.1
110420xx97xx0x 水腎症(その他)その他の手術あり 定義副傷病なし 17 2.1 5.17 0 70.4
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし 16 12.5 14.55 6.3 69.9
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 13 5.6 12.34 0 66.0
◆解説◆
膀胱悪性腫瘍に対する症例が最も多く、尿管結石や腎結石に対する短期入院治療も行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし 68 23.8 20.41 5.9 30.8
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 手術なし 65 7.5 6.70 1.5 29.7
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 64 6.7 4.98 0 67.2
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 52 10.7 6.70 1.9 32.6
120140xxxxxxxx 流産 38 3.7 2.43 0 34.6
◆解説◆
帝王切開の症例が最も多くなっています。(正常分娩は保険診療対象外のため除く)また、子宮頸癌・子宮体癌に対する治療も行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 127 4.3 6.18 0.8 0.0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)定義副傷病なし 51 5.6 5.94 0 1.4
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 23 4.0 5.50 0 2.2
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)手術なし 手術・処置等2なし 19 9.3 11.49 0 0.0
030270xxxxxxxx 上気道炎 15 4.2 4.84 0 1.7
◆解説◆
早産児や低出生体重児の症例が最も多くなっています。気管支炎等の呼吸器系疾患も多い傾向にあります。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 47 3.0 2.85 0 73.8
◆解説◆
白内障に対する短期入院治療を行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 44 3.6 5.15 0 66.9
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前RankinScale0、1又は2 32 19.5 16.38 37.5 76.8
010060x2992401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前RankinScale0、1又は2 19 19.4 18.72 42.1 60.7
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 12.1 6.32 11.8 57.8
010061xxxxx0xxx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし 14 9.9 6.28 0 70.2
◆解説◆
前庭機能障害、脳梗塞に対する急性期の治療を行っています。急性期治療後は近隣の後方支援の医療機関へ転院していただいています。
糖尿病代謝内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし85歳未満 20 11.8 11.16 0 52.5
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし85歳未満 16 14.1 14.27 0 62.0
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病あり85歳未満 11 17.5 15.87 18.2 71.5
100071xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。)手術なし 手術・処置等21あり 定義副傷病なし85歳未満 6 8.7 15.63 0 65.3
100070xx99x010 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。)手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり85歳未満 5 13.4 11.90 0 68.0
◆解説◆
2型糖尿病に対する治療および教育入院を主に行っています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 78 14.0 16.48 0 69.3
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 44 35.4 40.97 4.5 61.1
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 30 16.2 21.28 0 63.7
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等24あり 26 13.0 10.60 0 66.4
130030xx97x41x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病あり 21 36.1 49.99 9.5 66.5
◆解説◆
血液内科は、発症から最終転帰まで治療を目指す治療法が多岐にわたり、その選択が重要なため転院はまれです。
悪性リンパ腫や急性白血病に対する化学療法等を行っています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 33 29 17 32 0 26 1 7
大腸癌 26 37 32 31 3 24 1 7
乳癌 5 22 1 0 3 9 1 7
肺癌 5 3 36 108 81 116 1 7
肝癌 5 14 21 5 2 84 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
◆解説◆
5大癌とは、発症症例数が多いとされる胃癌、大腸癌、肺癌、乳癌、肝癌の事をいいます。
UICC(国際対がん連合)が定めた腫瘍の病気分類があり、T(原発腫瘍に拡がり)、N(所属リンパ節転移の有無)、M(遠隔転移の有無)を評価し、それを指標に癌の進行度を一度に表すことができるように作られたのがStage分類です。
この指標では、当院が入院治療を行った5大癌Stage分類毎の患者数を示しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 10 9.4 47.0
中等症 48 13.8 71.7
重症 24 15.2 82.8
超重症 15 18.3 85.7
不明 14 7.0 16.5
◆解説◆
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎の事をいいます。
重症度は「尿素窒素(BUN)」、「動脈血酸素飽和度(Spo2)」、「血圧」の結果及び「意識障害」、「免疫不全状態」、「肺炎重症度規定因子」を基準に沿って評価し、その結果を合算したものになりますので、評価数値が高ければ重症となります。
この指標では、重症度別に当院で治療を行いました患者さんの人数、入院期間、年齢を示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 411 21.2 73.5 52.0
◆解説◆
脳梗塞とは、脳に栄養を与える動脈の閉塞または狭窄のため脳虚血を来たし脳組織が酸素または栄養の不足のため壊死、または壊死に近い状態になることをいいます。また、それによる諸症状も脳梗塞と呼ばれることがあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ切除術 長径2センチメートル未満 383 0.5 1.2 0 66.9
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 62 1.2 7.7 0 73.5
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 54 0.4 1.5 0 63.8
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 52 2.2 10.1 5.8 73.3
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 29 0.2 6.3 0 69.1
◆解説◆
大腸ポリープに対する内視鏡的ポリープ・粘膜切除術を最も多く行っています。ポリペクトミー(ポリープ切除)目的の短期入院です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 58 1.9 3.4 0 66.8
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 30 0.0 13.2 6.7 66.1
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 25 2.8 3.6 4.0 73.0
K5463 経皮的冠動脈形成術 その他のもの 15 1.4 4.7 6.7 67.7
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 13 4.8 11.5 7.7 79.3
◆解説◆
虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術や心臓カテーテル治療を多く行っています。
心臓カテーテル治療は、腕や足の血管から心臓まで管を通して病変を治療する方法です。即日入院して緊急で行う場合や検査と同時に行う場合、検査から数日を空けて行う場合など患者さんの状況に合わせて様々なタイミングで治療が行われます。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術 7 17.1 7.6 0 47.4
◆解説◆
呼吸器内科は手術目的で入院されたわけではなく、呼吸器疾患で入院が長期になった患者さんが経過中に必要に迫られ受けた手術があげられます。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠経ヘルニア 70 3.1 5.1 0 63.0
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 40 1.7 5.8 0 57.9
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 37 7.5 9.9 0 71.4
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 18 1.5 11.2 0 63.7
K6572 胃全摘術 悪性腫瘍手術 16 3.4 19.1 0 70.4
◆解説◆
鼠経ヘルニアといった日常的な疾患から悪性腫瘍の手術まで幅広く治療をしています。
腹腔鏡下手術を積極的に行い、入院期間も短縮されています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 59 2.1 13.9 31.0 74.4
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 35 1.4 22.9 14.3 57.0
K1781 脳血管内手術 1箇所 31 0.9 23.0 12.9 62.0
K178-4 経皮的脳血栓回収術 31 0.8 26.5 64.5 75.5
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 14 10.1 14.1 0 70.5
◆解説◆
慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術が多い傾向にあります。
その他に、頭部外傷や脳腫瘍、未破裂脳動脈瘤など各種症例に対応しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 102 2.5 16.1 87.2 75.5
K0462 骨折観血的手術前腕、下腿、手舟状骨 63 2.0 8.7 33.3 61.4
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 53 2.3 17.6 75.5 72.1
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)椎弓切除 48 7.6 14.8 54.2 71.7
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 40 4.5 18.8 85.0 81.4
◆解説◆
骨折の患者さんが最も多く、手術件数も同様に骨折に対する手術が多くなっています。
他には、膝や股関節等に対する人工関節置換術などが行われています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K288 副耳(介)切除術 5 1.0 1.0 0 1.0
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)長径2センチメートル以上4センチメートル未満 4 1.0 1.0 0 5.8
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)長径4センチメートル以上 3 1.7 2.0 0 27.7
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 3 3.0 8.0 0 71.7
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)長径3センチメートル以上6センチメートル未満 2 1.0 1.0 0 5.0
◆解説◆
各種症例に対して手術を行った後、比較的短期での退院が可能となっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 41 2.4 3.7 0 73.7
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 36 4.1 8.9 8.3 63.7
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 30 0.6 2.5 0 58.5
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 20 0.0 2.2 0 69.8
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 7 3.4 2.0 0 74.0
◆解説◆
膀胱悪性腫瘍手術が最も多くなっています。
1泊2日の短期入院で、腎・尿管結石に対して専用室にて強力な衝撃波で結石を破砕させる手術も行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 65 9.2 7.2 1.5 33.3
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 48 9.2 7.4 0 32.2
K877-2 腹腔鏡下膣式子宮全摘術 37 1.6 4.8 0 51.3
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)腹腔鏡によるもの 34 1.7 4.6 0 43.0
K877 子宮全摘術 26 1.9 7.5 0 48.0
◆解説◆
妊娠の判定と分娩までの管理、産後のフォローまでの周産期管理を行っています。また、婦人科領域については子宮や卵巣の疾患に対する手術を中心に行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 47 1.0 1.0 0 73.8
◆解説◆
白内障に対する治療を行っています。2泊3日の短期入院です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 5 0.06
異なる 9 0.11
180010 敗血症 同一 21 0.26
異なる 10 0.12
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.01
異なる 2 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 48 0.60
異なる 2 0.02
◆解説◆
この指標は、医療の質の改善に資するため臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して対象患者数と発生率を示したものです。
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