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当科は、口腔外科診療と一般歯科を行っています。口腔外科は、感染症、外傷、嚢胞、良・悪性腫瘍、顎関節疾患、顎変形症、先天性奇形、口腔粘膜疾患、顎骨内の埋伏歯、唾液腺疾患、神経痛など、顎口腔領域に発生するあらゆる疾患の治療を行っています。一般歯科は、う蝕や歯周病を初めとして、心疾患、脳血管疾患などにより抗血栓薬服用中の方などの有病者歯科治療を行っています。また、障がい児者歯科病院・診療所ネットワークの3次医療機関として、障がい児者や歯科治療恐怖症の方には、全身麻酔での治療を行っています。他に、院内全科の周術期患者様に対して、手術前後の口腔管理なども行っています。
このように、当科では口腔・顎顔面領域の多くの疾患に対し、幅広く対応しており周辺市町村との病診連携を積極的に行っています。
当科の外来新患患者数は、年間約1,200名であり、再来患者数も含めると11,000名以上の方々が来院しています。入院患者数は、年間約300名であり、約9割の270例以上の手術を行っています。
また、厚生労働省から歯科医師臨床研修施設として指定を受けており、全国から研修歯科医の受入れを行っています。さらに、(公社)日本口腔外科学会認定の准研修施設として、若手口腔外科医が日々診療に励んでおります。
1.炎症疾患:虫歯などのバイ菌が原因で口腔内外に腫れと痛みを伴う疾患です。抗菌薬での消炎後、原因に対する治療を行います。
2.外傷:怪我による口腔周囲の裂傷、歯の破折や脱臼、上下顎骨骨折などの整復・固定手術を行います。
3.嚢胞:内容液を含む袋状の疾患で、多くは摘出手術を行います。
4.腫瘍:腫瘍には、良性と悪性があります。良性は手術による切除、悪性は手術の他に抗癌薬による化学療法や放射線治療なども行います。
5.顎関節疾患:顎関節周囲の痛みや開口障害に対して、理学・物理療法やスプリントによる治療を行います。
6.顎変形症(下顎前突症など):上下顎の咬み合わせがアンバランスの方に、矯正歯科の先生と連携を取り手術を行います。
7.先天性奇形:口腔内の形態や付着異常の疾患に対し修正手術を行います。
8.口腔粘膜疾患:口内炎やウイルス・細菌による粘膜の異常、白色病変などの診断・治療を行います。
9.埋伏歯:顎骨内の過剰歯や智歯(親知らず)の抜歯を行います。歯の埋伏位置や患者様の状態により、全身麻酔での手術も行います。
10.唾液線疾患:唾液腺の炎症や腫瘍性疾患から唾石の摘出手術などを行います。
11.顔面の神経痛:顔面や口腔内の神経痛に対して診断・治療を行います。
令和3年度
外来患者延べ数 7,178人 1日平均患者数 29.7人
入院患者延べ数 1,652人 1日平均患者数 4.5人 平均在院日数 4.3日
令和元年度実績
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件数
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抜歯手術 |
916
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顎骨腫瘍摘出手術 |
85
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歯根嚢胞摘出手術 |
12
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舌腫瘍摘出術 |
9
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口唇腫瘍摘出術 |
4
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歯肉・歯槽部腫瘍手術 |
2
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下顎隆起形成術 |
6
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上顎骨形成術 |
0
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下顎骨形成術 |
0
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役職・氏名・卒業年 | 認定資格・専門分野等 |
歯科部長 石橋 修 いしばし しゅう 免許取得年 1991年 |
日本口腔外科学会認定口腔外科専門医 |
歯科副部長 高橋 一彰 たかはし かずあき 免許取得年 2014年 |
日本口腔外科学会認定口腔外科認定医 |
医師 梅原 真千子 うめはら まちこ 免許取得年 1997年 |
日本歯科麻酔科学会認定歯科麻酔認定医 日本障害者歯科学会認定障害者歯科認定医 |
月曜日
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火曜日
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水曜日
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木曜日
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金曜日
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歯 科
歯科口腔外科 |
石 橋
高 橋 |
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高 橋 派遣医 |
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高 橋 派遣医 |
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